キングリアリティー（2017年生、母ブイルージュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、伊藤正男によって669.6万円で落札された。

2歳（2019年）

12月8日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（2020年）

5月24日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2020年8月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月17日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた8戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたアポロファルコン決め手に屈してハナ差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、2020JBCまであと5日（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2021年）

3月24日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホウオウレガシーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイアムビクトリアに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた12戦目は、音羽川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったアイアムビクトリアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウォータージョイに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月7日、中2週で迎えた14戦目は、牛の滝特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月17日、中0週で迎えた15戦目は、春瀬なつみ生誕祭～なぴかわ杯～（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラスエメラルダに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月12日、中3週で迎えた16戦目は、藤前干潟特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスズカサウスソングに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、バラノロンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバルドエースをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月28日、中3週で迎えた20戦目は、カシオペア座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

10月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、騎手候補生大大大募集（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエルミニョンヌを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

11月15日、中1週で迎えた24戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、くじゃく座特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた25戦目は、リゲル特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた26戦目は、ルクバト特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（14戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったモズザベストに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた27戦目は、新春盃（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

1月17日、中1週で迎えた28戦目は、冬芽特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた29戦目は、冬銀河特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（16戦5勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、伊藤正男によって669.6万円で落札された。

原口次夫厩舎（愛知）へ入厩。

2月14日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、バレンタイン特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月11日、中9週で迎えた30戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（17戦5勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4月21日、中0週で迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（18戦5勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（19戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

6月21日、中3週で迎えた34戦目は、しまねで美肌と縁結び（名古屋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（20戦5勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（21戦5勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。