リュバンドール（1994年生、母ゲートドクール）

経歴

デビュー前

19歳のとき、白井牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月23日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のツルマルガイセンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（1997年）

3月15日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

4歳（1998年）

3月1日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったロングアリーナに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた8戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

12月6日、約7か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイゴカイウンに半馬身届かず2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るスターアスリートを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切ってファンの期待に応えた。

5歳（1999年）

2月14日、中7週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたトキオエクスプレス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったバンブーセゾンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

9月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の能勢特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の夙川特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（7戦2勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

6歳（2000年）

1月30日、中8週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた21戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。