ラムセスロード（1998年生、母マルブツメグミ）

ラムセスロード（1998年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時6歳）と交配したマルブツメグミが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は松田憲一。戦績は、中央平地33戦3勝2着4回、中央障害1戦0勝。2000年のデイリー杯3歳ステークス(G2)で3着に入った他、2001年の京阪杯(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワンモアバンクオンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

11月12日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの京都3歳ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したシュアハピネスにクビ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2001年）

1月8日、中5週で迎えた6戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月15日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で福永祐一騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したコウエイハーベストに3/4馬身届かず2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で福永祐一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で福永祐一騎手（8戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で福永祐一騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で福永祐一騎手（10戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったレガシーアンサーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月7日、中2週で迎えた12戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた13戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のフラワーホーラーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月11日、中1週で迎えた14戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の桂川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のアドマイヤコンドルに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京阪杯（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したテンザンセイザにクビ差届かず2着となった。

12月9日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデG3の鳴尾記念（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は福永祐一騎手（11戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（2002年）

4月20日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、オーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、都大路ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた19戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（12戦1勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた20戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた21戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の垂水ステークス（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、G3の北九州記念（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（13戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上1600万下のサマーステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた24戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5歳（2003年）

3月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（15戦1勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

3月22日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4月5日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（16戦1勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上1600万下の難波ステークス（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（17戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた31戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のエメラルドステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6歳（2004年）

3月27日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた33戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（18戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた34戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のサマーステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。