オーストラリアトロフィー

レース展開

エイシンルバーンが一団を先導、そのあとにトウカイパルサーが続く

エイシンルバーンが果敢にハナを切り、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にトウカイパルサーが続く。その後ろ、エイシンスペンサーとダイイチダンヒルが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはダイタクバートラムとトッププロテクター。その1馬身後ろ、グランドシンザンとダイワジアンは中団やや前。イブキガバメントは中団後方の位置。アンクルスーパーとアドマイヤカイザーは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはタフネススター。シンガリにグロリアスドータとラムセスロードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーストラリアT、タフネススターが稲妻の如き差し脚を弾けさせて他の馬たちをまとめて打ち負かす

先頭はエイシンルバーンでリードは体半分。2番手にトウカイパルサーが続く。そのあと、エイシンスペンサー、ダイイチダンヒル、イブキガバメントらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、9番手から抜け出したのはアドマイヤカイザー。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいたタフネススターが圧倒的な末脚を弾けさせてアドマイヤカイザーを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を物にした。2着のアドマイヤカイザーからクビ差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったダイイチダンヒルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えた11番人気のエイシンスペンサーが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいた1番人気のトウカイパルサーが食い込んだ。2番人気のダイタクバートラムは中団前目にいたがいいところなく7着に敗れた。