バンブージルバ（1987年生、母フイールドフブキ）

バンブージルバ（1987年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヨツギング（当時20歳）と交配したフイールドフブキが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方4戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤勇厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月22日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを15番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で清水英次騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で清水英次騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったヨシノラッキーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で清水英次騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で清水英次騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のグリーンエクセラーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（1991年）

4月20日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で清水英次騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で清水英次騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月29日、中7週で迎えた11戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は清水英次騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は久保敏文騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月12日、中7週で迎えた14戦目は、宮路洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホサンライズから3馬身差の2着となった。

11月7日、中3週で迎えた15戦目は、渡子勝騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた16戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、物部川特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウケイバロンから1馬身半差の2着となった。

5歳（1992年）

1月18日、中6週で迎えた17戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡子勝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。