ビンテージヴォーグ（2012年生、母ホットマンボ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、石郷岡雅樹から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、東京都馬主会によって2,520万円で落札された。

2歳（2014年）

11月28日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は469kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマホトーンを鬼脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

12月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

3歳（2015年）

2月6日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月17日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月5日、中7週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（2016年）

1月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルファラオンに3/4馬身届かず2着となった。

2月8日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したフジサンマーケットに半馬身届かず2着に敗北した。

3月18日、中3週で迎えた12戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサトノギャラクシーをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のフジノロンシャンに1馬身1/4の差をつけて優勝

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、たて座特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた15戦目は、皐月特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったビリーバローズに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、JAいちかわ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月26日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリコーヴィッカースを差し切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた18戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた19戦目は、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、最後はヴォルスングと並んで3着同着となった。

12月30日、中3週で迎えた20戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、アデュー2016賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5歳（2017年）

1月26日、中3週で迎えた21戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月9日、中5週で迎えた22戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（8戦2勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月28日、約7か月の休養明けで迎えた23戦目は、九美上特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（9戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた24戦目は、養老渓谷特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（10戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた25戦目は、彩の国地鶏タマシャモ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた26戦目は、冬木立特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（12戦2勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

6歳（2018年）

1月19日、中5週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のf-keiba賞（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（13戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブレイブブロッサムにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月9日、中2週で迎えた28戦目は、風来特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（14戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のギルデドアーマーを半馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

3月14日、中4週で迎えた29戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、三咲特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた30戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、玄鳥賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヒガシリシャールをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

5月2日、中2週で迎えた31戦目は、よみうりランド☆ハシビロGО!特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月9日、約6か月半の休養明けで迎えた32戦目は、ハンデ戦のホオジロ賞（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（15戦3勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の春待月特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（16戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7歳（2019年）

1月1日、中2週で迎えた34戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、世界遺産の隠れ宿『果実の森』オープン記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月30日、約8か月の休養明けで迎えた35戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた36戦目は、ふなばしミュージックストリート記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（17戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

8歳（2020年）

5月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた37戦目は、一般C1二三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。