フォートムマルタカ（2000年生、母フォートムーン）

フォートムマルタカ（2000年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時19歳）と交配したフォートムーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は服部昌夫。戦績は、中央平地10戦0勝、地方18戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

1歳のとき、服部昌夫から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、高橋義和によって210万円で落札された。

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

7月18日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキキから2馬身半差の2着となった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブアゲインに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月20日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月15日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3歳（2003年）

1月19日、中4週で迎えた10戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた11戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた14戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた16戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい最後はヒラマサと並んで14着同着となった。

7月13日、中4週で迎えた18戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

12月27日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた20戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームスラッガーから1馬身3/4差の2着となった。

4月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルボルテクスに3/4馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

9月12日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。