エルウェーサージュ（1995年生、母Dagny Juel）

エルウェーサージュ（1995年1月27日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSelkirk（当時7歳）と交配したDagny Juelが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地46戦4勝2着5回、中央障害6戦1勝2着1回。2003年の淀ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

10月11日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったフィガロに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3歳（1998年）

1月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたイブキサスペンス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ナナヨーウォリアーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月7日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサウンドワールドに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武豊騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリベルタに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月17日、中2週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳G3の中日スポーツ賞4歳ステークス（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳900万下のゆうすげステークス（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の城崎特別（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の桃山特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた14戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の精進湖特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマルタカファイスウを半馬身振り切って3勝目をつかんだ。

12月19日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上1600万下の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（1999年）

1月9日、中2週で迎えた18戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の新春ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

2月13日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のバレンタインステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた20戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の白川郷ステークス（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月27日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のなにわステークス（阪神ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の飛騨ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のストークステークス（阪神芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

9月4日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下の新涼特別（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた27戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下の北摂特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフィールドプロスパを半馬身振り切って勝利をモノにする

5歳（2000年）

1月23日、中5週で迎えた31戦目は、5歳以上1600万下の石清水ステークス（京都芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の山城ステークス（京都芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は野元昭嘉騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5月21日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

8月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた36戦目は、4歳以上1600万下のやまなみステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（7戦1勝）。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝1600m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（8戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

6歳（2001年）

4月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた38戦目は、4歳以上1600万下のメルボルントロフィー（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（9戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の洛陽ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上1600万下の飛騨ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の水無月ステークス（阪神芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ロードキーロフに3/4馬身交わされて2着となった。

7月7日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上1600万下のストークステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（12戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、オカノスピカに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた44戦目は、3歳以上1600万下の大阪スポーツ杯（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7歳（2002年）

1月19日、約4か月の休み明けで迎えた45戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の石清水ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（14戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（15戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

12月1日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた47戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノタイフーンから4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた48戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンルバーンに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8歳（2003年）

1月11日、中3週で迎えた49戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた50戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた51戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月23日、中4週で迎えた52戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。