第3回 NHKマイルカップ (G1)

レース展開

アマロが馬群を引き連れる形、直後の2番手にエルウェーサージュとトキオパーフェクトが取り付く

アマロが主導権を握り、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にエルウェーサージュとトキオパーフェクトが並ぶ。続いて、エルコンドルパサーが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスギノキューティー、マイネルラヴ、キングオブジェイら3頭。キュンティア、シンコウエドワード、ダブリンライオン、エアジハードらは中団後方の位置取り。ジムカーナとロードアックスは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で力を温存するのはフィールドフラワー、スノーボンバー、ゲイリーセイヴァー。しんがりにマイネルメッサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

NHKマイルC、エルコンドルパサーがソツのない走りで4歳マイル王の座を手にする

先頭はアマロでリードは1馬身。2番手にエルウェーサージュとトキオパーフェクトが続く。そのすぐ後ろ、エルコンドルパサーが4番手。1馬身離れて、シンコウエドワード、スギノキューティー、マイネルラヴらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた1番人気のエルコンドルパサーが豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、先行勢の後ろの位置から勝負根性が光る走りを見せたシンコウエドワードが続き、2着と3/4馬身差の3着には、同じく先行勢の後ろの位置からゴールまでジンワリと伸びたスギノキューティーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたゲイリーセイヴァーが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったアマロが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはジムカーナが入った。2番人気のトキオパーフェクトは2番手にいたが最後一杯になって15着に敗れた。