マンオブグァテマラ（2011年生、母フラップアウェイ）

マンオブグァテマラ（2011年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「グァテマラの男。父名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時13歳）と交配したフラップアウェイが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝、地方24戦3勝2着2回。2016年の高知県知事賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月19日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメイショウシシマルを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2015年）

3月21日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

4月19日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月5日、中3週で迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5歳（2016年）

1月16日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

2月28日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般A4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るモントランブランを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

3月27日、中3週で迎えた16戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、木下智史の大清算特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた17戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

6月12日、中6週で迎えた18戦目は、一般A4（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったカッサイに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月10日、中3週で迎えた19戦目は、ルビー特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた21戦目は、サードニックス特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノファイターを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた23戦目は、アンライバルド賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディーエスマインドに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月4日、中3週で迎えた26戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、安居渓谷特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた27戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6歳（2017年）

1月17日、中1週で迎えた28戦目は、国分川特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた29戦目は、久万川特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた30戦目は、松田川特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったサクラビクトワールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた31戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、奈半利川特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた32戦目は、キスの漬け丼特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた34戦目は、一般B4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた35戦目は、竹垣和亮黄金特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた36戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、祝!日本記録更新特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた37戦目は、一般B4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、鳴子特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。