キタサンアルダーン（1997年生、母ユーワブルーム）

キタサンアルダーン（1997年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロアルダン（当時12歳）と交配したユーワブルームが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、中央障害14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴダイリキにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

3月12日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

6月11日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のマヤノボイジャーに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた7戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月7日、中9週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（5戦0勝）。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4歳（2001年）

4月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の天童特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（8戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

5月26日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。12頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムグレンからハナ差の2着となった。

7月14日、中4週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークデヴィアスから半馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2002年）

6月2日、約9か月の休み明けで迎えた17戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月30日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は林満明騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリミナルライトからアタマ差の2着に惜敗した。

8月4日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（6戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマギャンブラーに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月31日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

6歳（2003年）

6月21日、約8か月半の休養明けで迎えた24戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた25戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。