ベストフィーチャー（2019年生、母エンジェヌー）

ベストフィーチャー（2019年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チャームポイント」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時16歳）と交配したエンジェヌーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2022年の3歳B2一。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月26日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2022年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月27日、中6週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/不良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

5月8日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったシンキングセンティに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマオベロンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月12日、連闘で迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノヒナコに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンユンケルに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月10日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスターソルジャーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月7日、中3週で迎えた12戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B1一（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、セイキングダムに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のOROオータムティアラ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた16戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ナイトフォックスにクビ差交わされて2着となった。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、エメラルドピンク賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のルチルクォーツに1馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月3日、中2週で迎えた18戦目は、東京トゥインクルファンファーレ賞（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のチャナを半馬身振り切って6勝目を掴み取った。

11月15日、中1週で迎えた19戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフィナルタに1馬身の差をつけて7勝目をマークした。

4歳（2023年）

4月10日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、若草特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、牡丹特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、ハヤテ特別（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、桔梗特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、鳳仙花特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた29戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、一般B1一（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた31戦目は、マラカイト賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた33戦目は、ローズクォーツ賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、キタノポーションズにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた36戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったクライアウトに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた37戦目は、社台スタリオンステーション特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ヤマショウデリーヌに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた38戦目は、C1（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のマナホクレレを3/4馬身振り切って8勝目をつかんだ。

12月25日、中2週で迎えた39戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（2024年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。