ユタカサクラヒメ（1990年生、母シユーホーラーン）

ユタカサクラヒメ（1990年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサクラガイセン（当時10歳）と交配したシユーホーラーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下川茂広。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年のりんどう特別。

経歴

デビュー前

斉藤志孝厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1992年）

4月28日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は413kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマンドクィーンから4馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳（上山ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマンドクィーンから3/4馬身差の2着となった。

7月7日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のあじさい特別（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクセスキャップから2馬身半差の2着となった。

8月24日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマリヒメジョに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のりんどう特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマリヒメジョに6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の白菊特別（上山ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤカツエースからアタマ差の2着に甘んじた。

11月8日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳A1（上山ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（1993年）

6月6日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のミズバショウ特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミョウエイアリーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月24日、中0週で迎えた16戦目は、3歳戦のクイーンカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の北日本オークス（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で馬渕繁治騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウアズマに4馬身の差をつけて制した。

10月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のオパールカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で馬渕繁治騎手（15戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のショウハイムテキに2馬身半の差をつけて優勝

11月2日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の紅葉賞（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で馬渕繁治騎手（16戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた21戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で馬渕繁治騎手（17戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラランランに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（1994年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、桜花特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で馬渕繁治騎手（18戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホートラックから2馬身半差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で馬渕繁治騎手（19戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサルノランフルに7馬身の差をつけて7勝目を手にした。

5月10日、中1週で迎えた24戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた25戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（20戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコクトキングに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月31日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、蛯名利弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の柏崎特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。