ターゲットゾーン（1992年生、母ダイナクラシック）

ターゲットゾーン（1992年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時13歳）と交配したダイナクラシックが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着3回、地方21戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の一般B2-2。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

6月18日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

7月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた6戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったコガネセンチュリーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したマルタカルドルフを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（5戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、6着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルロレンスにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に敗れた。

4歳（1996年）

2月11日、中9週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた14戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月30日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノハヤブサから5馬身差の2着に敗北した。

5月8日、連闘で迎えた18戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松田由之騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松田由之騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のパリスモンスターをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松田由之騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンカラーに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた24戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松田由之騎手（7戦2勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田由之騎手（8戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた26戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で松田由之騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は松田由之騎手（10戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（12戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（13戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松田由之騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月27日、中0週で迎えた33戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松田由之騎手（15戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1997年）

1月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松田由之騎手（16戦2勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月13日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松田由之騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた36戦目は、B3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田由之騎手（18戦2勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のリンクサンデーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月13日、中1週で迎えた37戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松田由之騎手（19戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。