フリートアドミラル（1994年生、母ヌアージャハン）

フリートアドミラル（1994年4月23日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時5歳）と交配したヌアージャハンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着3回、地方28戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般C2-3。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

5月25日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は506kg。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた2戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したウェイクチーターにアタマ差届かず2着となった。

7月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

9月13日、中7週で迎えた5戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイゴカイウンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオースミムサシにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（1998年）

3月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

10月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた11戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンジャックをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1999年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシキノバンブーから1馬身半差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のインターライナーをクビ差制して2勝目を収める

3月20日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸梶由則騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で戸梶由則騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で戸梶由則騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸梶由則騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で戸梶由則騎手（14戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸梶由則騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月8日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で戸梶由則騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で戸梶由則騎手（17戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で戸梶由則騎手（18戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で戸梶由則騎手（19戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で戸梶由則騎手（20戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアドバンスムービーに半馬身の差をつけて制した。

10月30日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で戸梶由則騎手（21戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で戸梶由則騎手（22戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で戸梶由則騎手（23戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で戸梶由則騎手（24戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月6日、中4週で迎えた37戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で戸梶由則騎手（25戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月22日、中5週で迎えた38戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で戸梶由則騎手（26戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。