コウノミラクル（2003年生、母ミルサンコー）

Kono Miracle

2003.04.29

コウノミラクル（2003年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時8歳）と交配したミルサンコーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小野 与市。戦績は、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

朝倉実厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2005年）

9月16日、デビュー戦は宗形竹見騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月2日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフォローザフェイムに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宗形竹見騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗形竹見騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

3歳（2006年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宗形竹見騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宗形竹見騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

7月12日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宗形竹見騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宗形竹見騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宗形竹見騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宗形竹見騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のチャーミングマズルをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宗形竹見騎手（10戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた12戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。