ドリームプレイヤー（2010年生、母プレギエーラ）

ドリームプレイヤー（2010年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祈り、母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時15歳）と交配したプレギエーラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方37戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の一般C1-5。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額1,600万円（8万×200口）で一口馬主が募集された。

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

2月17日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月18日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

7月20日、中8週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

8月17日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた6戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、田中愛31才独身特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマウンテンアイリスに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月12日、連闘で迎えた8戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、香南市山北みかん特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた9戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、梶ヶ森天文台特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルエルフに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、ドリームゼニスに交わされて3馬身差の2着となった。

11月9日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のパワーオブシャドーに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネルエルフに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラジアントカットに2馬身半の差をつけて優勝

12月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のテオドラに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2014年）

1月1日、連闘で迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、才谷屋跡地特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイダテンハンターに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

1月12日、中1週で迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサウレクィーンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月26日、中1週で迎えた17戦目は、土佐の田舎寿司特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた18戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のドリームゼニスをクビ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

2月9日、連闘で迎えた19戦目は、カツオの一本釣り特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月2日、中6週で迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月30日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた24戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、しっとの夏特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のベーネに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月14日、中1週で迎えた25戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のカゼノマイヒメに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

10月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた28戦目は、大谷の樟特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月15日、連闘で迎えた31戦目は、桂浜坂本龍馬像特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサマーパレスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

11月24日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた33戦目は、徳島県うずしお特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた34戦目は、馬産地日高協賛特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般B C1（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた36戦目は、白髪山特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた37戦目は、冠山特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた38戦目は、立春特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた39戦目は、しばてん踊り特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた41戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた42戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。