タツノスペイン（1998年生、母スリムボディ）

タツノスペイン（1998年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキタシバスペイン（当時11歳）と交配したスリムボディが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。戦績は、地方32戦2勝2着4回。2001年のタイキブリザード特別で3着に入った他、2001年の上川生産連特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月20日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C10（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた3戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーヘリオスからアタマ差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた4戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた5戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

3月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオヤコウコウから3馬身差の2着となった。

4月26日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月16日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラサンダーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のハルクマニアに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月26日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、3歳オープンの上川生産連特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳オープンのタイキブリザード特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラマサキングから6馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた16戦目は、門別とねっこの湯特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、アポイ山荘特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦2勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月25日、中1週で迎えた18戦目は、富浜特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた19戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦2勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた20戦目は、えりも特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦2勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（2002年）

4月18日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、川向特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた22戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた23戦目は、早来特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月28日、中2週で迎えた24戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた25戦目は、登別マリンパーク特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月21日、中6週で迎えた26戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、あさがお特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ムーミンリリーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた29戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた31戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。