チアズサクセス（2000年生、母シンフォニーレディ）

チアズサクセス（2000年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋成功」。毛色は鹿毛。種牡馬のWoodman（当時17歳）と交配したシンフォニーレディが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方25戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上A2。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

7月13日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

11月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニホンピロスパイクを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアジアンミーティアを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドディガンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウマンテンに4馬身の差をつけて制した。

2月15日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた11戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の桜木特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

5月20日、中4週で迎えた13戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のギャクカイテンをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

6月8日、中2週で迎えた14戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、真駒内特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマオチャンギンリンに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、中2週で迎えた15戦目は、シャクシャイン特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミスフーチャンをクビ差制して5勝目を手中に収めた。

7月29日、中3週で迎えた16戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた17戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、サラ王国ひだか特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた18戦目は、JAめむろメークイン特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエイトフォーから3馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた19戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のジェリ賞（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトジョーに2馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

12月14日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-4（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた23戦目は、大晦日特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプレジャダンサーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

5歳（2005年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲンキガイチバンに1馬身の差をつけて7勝目を収める

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上A3-1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた26戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上A3-3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプレジャダンサーに3馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

3月29日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上A2（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプライムタイムに1馬身半の差をつけて制した。

4月13日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジョーノルドピレンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5月6日、中2週で迎えた30戦目は、町制50周年記念吉川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた32戦目は、千ヶ峰特別（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（9戦4勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。