ベガスカラノテガミ（1995年生、母Begin）

経歴

デビュー前

2歳（1997年）

9月7日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビッグコマンドに9馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（1998年）

3月15日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグレートデュナミスに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 曇/重）に出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

8月9日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のシンコウカリビアンに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月31日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上1600万下の貴船ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月27日、中7週で迎えた10戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦2勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

4歳（1999年）

1月16日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦2勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

4月18日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の京葉ステークス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ローランバハムートにアタマ差交わされて2着となった。

5月8日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた14戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の桶狭間ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月10日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

5歳（2000年）

9月17日、約11か月半の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の多摩川特別（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（7戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

6歳（2001年）

11月24日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（8戦2勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。