第16回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

マウントアラタが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にベガスカラノテガミとファーディーンが続く

マウントアラタが先頭に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にベガスカラノテガミとファーディーンが並ぶ。2馬身以上差があって、レディボナンザ、マンダリンスター、エフワンナカヤマ、ダブリンライオンらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、サイコーデボネア、エルコンドルパサー、マッケンロイヤルらは中団前め。マイネルラヴとゲイリーセイヴァーは中団後方の位置取り。ラカンとダイワリプルスは後方5番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。スギノキューティーは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方3番手でジックリと運ぶのはデピュティーアイス。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはフィールドフラワー。殿にヘイアンウインザーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、エルコンドルパサーが中位から秀でた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はマウントアラタでリードは1馬身。単独の2番手にファーディーンが続く。そのあと、ベガスカラノテガミが3番手。1馬身離れて、レディボナンザ、マンダリンスター、エフワンナカヤマ、ダブリンライオンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団にいた1番人気のエルコンドルパサーが自慢の末脚を爆発させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、後方5番手の位置から見事な伸び脚で驀進したスギノキューティーが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置からパワフルな末脚を発揮した2番人気のマイネルラヴが入った。そこからクビ差遅れた4着には、12番手で直線を迎えたゲイリーセイヴァーが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、先行勢の後ろにいたレディボナンザが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着には14番人気のフィールドフラワーが入った。