ビッグコマンド（1995年生、母ホクセイサファイヤ）

ビッグコマンド（1995年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時16歳）と交配したホクセイサファイヤが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回、地方75戦16勝2着17回。2002年の開設30周年記念”大天山賞”(地方重賞)に勝利した他、2002年の九州大賞典(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

7月20日、デビュー戦は常石勝義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったダンツウェージにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は常石勝義騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったベガスカラノテガミに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルーブルアドマイヤに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3歳（1998年）

6月8日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノタカデンコウに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月3日、中3週で迎えた13戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた14戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニッタクスヒーローにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキムタツアンテールを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

10月25日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、日刊スポーツ杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるエーブジャパンを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた21戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（1999年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた24戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツルギコクリュウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた26戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニッタクスヒーローに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

7月19日、中1週で迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メルキオールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒノデソシアルに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月31日、中3週で迎えた29戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のバンダムカリムを3/4馬身振り切って6勝目を奪取した。

9月12日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るニッタクスヒーローを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月11日、中3週で迎えた31戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月16日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、矢野義幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の霜月特別（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったケンチャムに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のターコイズ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野義幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた34戦目は、ノースウインド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野義幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグローリタイアンを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて制した。

12月29日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の京葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野義幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のフォトプラスをアタマ差振り切って9勝目を手中に収めた。

5歳（2000年）

1月21日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の睦月特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野義幸騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の瑞雪特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野義幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた38戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野義幸騎手（6戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月3日、中7週で迎えた39戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で矢野義幸騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた40戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で矢野義幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のパール特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で矢野義幸騎手（9戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で矢野義幸騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた43戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた45戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルケイゲインからクビ差の2着に甘んじた。

11月19日、中3週で迎えた46戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた47戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた48戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた49戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイマイウルフに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6歳（2001年）

1月9日、中0週で迎えた50戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月14日、約3か月の休養明けで迎えた51戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた52戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったピスカリアンジュからクビ差の2着に甘んじた。

5月13日、中1週で迎えた53戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた54戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた55戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた56戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた57戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブブレーンから1馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた58戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーライデンに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月4日、中1週で迎えた59戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西康志騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた60戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーペクターからクビ差の2着に惜敗した。

9月29日、中3週で迎えた61戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローバルゴットから1馬身1/4差の2着となった。

10月28日、中3週で迎えた62戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネサイジョオーから2馬身差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた63戦目は、白神賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた64戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマサコンドルからクビ差の2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた65戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた66戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた67戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月14日、中0週で迎えた68戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦2勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月24日、中5週で迎えた69戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、神楽酒造㈱協賛開聞岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はフレッシュスキャンと並んで1着同着となった。

3月10日、中1週で迎えた70戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネミスキャンに8馬身の差をつけて制した。

3月24日、中1週で迎えた71戦目は、宮之浦岳特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマノコウキを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月21日、中3週で迎えた72戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の開設30周年記念”大天山賞”（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンデンムテキに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月26日、中4週で迎えた73戦目は、国見岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクシュカッサイを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中2週で迎えた74戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリアーベースから3馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中7週で迎えた75戦目は、G3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた76戦目は、高隈山特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマッドマックスに2馬身半の差をつけて制した。

10月6日、中3週で迎えた77戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、韓国岳特別（佐賀ダート2000m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレインボーハルカに1馬身半の差をつけて勝利数を17に伸ばす

11月6日、中3週で迎えた78戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクシュカッサイから5馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中3週で迎えた79戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクシュカッサイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8歳（2003年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた80戦目は、福岡ドーム協賛雲仙岳特別（佐賀ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた81戦目は、開聞岳特別（佐賀ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた82戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャコーダイヤを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた83戦目は、久住山特別（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた84戦目は、祖母山特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。