クリアーベース（1996年生、母クリアーチャンス）

クリアーベース（1996年5月27日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時10歳）と交配したクリアーチャンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地17戦0勝、地方38戦23勝2着5回。2002年の九州王冠(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（2000年）

2月13日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下の鳥栖特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の鳳来寺山特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月18日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下の多治見特別（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月13日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の本宮特別（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月25日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた10戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林慎一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた12戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた13戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

12月12日、中8週で迎えた16戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレスゴーストに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテイケイグランディに約17馬身の大差をつけて2勝目を挙げた。

5歳（2001年）

1月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサコーペガサスに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月24日、中5週で迎えた19戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムーンレディーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月11日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサラノユメに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月26日、中1週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルチケットに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイウンジニャスに5馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月12日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハカタサンデーに8馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月2日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーガイアーに1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

10月28日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジーティービジョンに5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

11月17日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジンデンタローを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒデノガリバーに5馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

6歳（2002年）

1月4日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒデノガリバーに3馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

3月9日、中8週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオーシャンハイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

3月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（8戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツワンサイドに4馬身の差をつけて連勝数を15に伸ばした。

4月20日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた31戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツワンサイドに1馬身半の差をつけて連勝数を16に伸ばした。

5月25日、中4週で迎えた32戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川野幸治騎手（10戦10勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイワビーコンに4馬身の差をつけて連勝数を17に伸ばした。

6月19日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた33戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグコマンドに3馬身の差をつけて連勝数を18に伸ばした。

8月4日、中6週で迎えた34戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた35戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（11戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウィズコンテントを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月26日、中6週で迎えた36戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（12戦12勝）。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

12月6日、中5週で迎えた37戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤマリージェントに5馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

12月26日、中2週で迎えた38戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のチハヤライデンに2馬身半の差をつけて勝利数を21に伸ばす

7歳（2003年）

1月22日、中3週で迎えた39戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミカワファーストを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中7週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の早春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライムスターに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月7日、中1週で迎えた41戦目は、エイプリル特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイアンハヤブサをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

4月15日、連闘で迎えた42戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた44戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ファンシーホイップ特別（船橋ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた45戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた46戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ファビィステッキ特別（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデ戦の盛夏特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマキバアラシをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月5日、中2週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の葉月特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、マキバアラシに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月11日、中4週で迎えた49戦目は、ハンデ戦の長月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ戦の神無月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアイアンハヤブサに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月6日、中4週で迎えた51戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた52戦目は、ハンデ戦の一般B1 B2（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したカワギシボーイを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

12月9日、中2週で迎えた53戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の師走特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

8歳（2004年）

2月6日、中7週で迎えた54戦目は、ハンデ戦の如月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9歳（2005年）

2月8日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた55戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。