エフティブレーヴ（2007年生、母ミラクルワンダー）

エフティブレーヴ（2007年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇気ある」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時17歳）と交配したミラクルワンダーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は白老大須賀牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 14。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

4月18日、デビュー戦は水出大介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は546kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。

8月7日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったシゲルヤリガタケに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったモレタニアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオールレディを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2011年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドクトルファレノに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月23日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカエラチャンに6馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月11日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月5日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。