デザートムーン（2017年生、母ムーンライトソナタ）
Desert Moon
2017.04.12
デザートムーン（2017年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「砂漠の月。父、母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時9歳）と交配したムーンライトソナタが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C3十一。
経歴
デビュー前
斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2020年）
7月22日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は465kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。
8月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったヴァリリアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
12月4日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。
4歳（2021年）
1月11日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3十一（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のピレニーズキングに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月10日、中3週で迎えた5戦目は、馬い!?今夜は鳥すきと熱燗です!（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。
5月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
6月23日、中6週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のビシエドに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
9月3日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
9月28日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
10月21日、中2週で迎えた12戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のジョーマリリンに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
10月27日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のエスシーゾロに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月3日、中4週で迎えた14戦目は、馬い!岡山たけべ米発売記念（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。
5歳（2022年）
2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったジェームスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
3月17日、中3週で迎えた16戦目は、桜のまち幸手賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
4月12日、中3週で迎えた17戦目は、馬い!男は善一ブラック発売記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（10戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。
5月3日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。
9月27日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレイスディーヴァに3/4馬身届かず2着となった。
10月17日、中2週で迎えた20戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のジョーアヤメに1馬身半の差をつけて制した。
10月25日、連闘で迎えた21戦目は、トルマリンダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（14戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた22戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ウインオワーズに交わされて3馬身差の2着となった。
11月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のバトルオサンナに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。
6歳（2023年）
1月1日、中1週で迎えた25戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、五煙草賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。
1月20日、中2週で迎えた26戦目は、水瓶座ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（15戦5勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。
2月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（16戦5勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
5月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウェイクール決め手に屈してクビ差の2着となった。
5月15日、中1週で迎えた29戦目は、スエーニョ賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。
10月25日、約5か月半の休養明けで迎えた30戦目は、一般C2四五六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月30日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（17戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、アルファゼウスに交わされて4馬身差の2着となった。
12月18日、中2週で迎えた32戦目は、馬い!八丈島完熟レモン発売記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（18戦5勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7歳（2024年）
1月5日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（19戦5勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
1月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のワンダフルグレイスをハナ差振り切って7勝目をマークした。
2月6日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（20戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。
7月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、馬い!淡路イザナミ玉ねぎ記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（21戦5勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。
8月30日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた37戦目は、馬い!篤やハニーペッパー発売記念（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（22戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
9月27日、中3週で迎えた38戦目は、芝山町のスカイパークしばやまで遊ぼう（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（23戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったシャオイーシャオにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
11月1日、中4週で迎えた39戦目は、一般C2八九十ウ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（24戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。