ホッコーワンマン（2004年生、母ホッコーシャープ）

ホッコーワンマン（2004年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ワンマン」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時12歳）と交配したホッコーシャープが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新牧場。戦績は、中央平地25戦1勝2着3回、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月14日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2007年）

4月22日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 小雨/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドナプレミアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた10戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったウインステルスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったルビウスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月14日、中6週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた13戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミスターキセキに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、射手座特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、オリオン座特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2008年）

1月13日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、山羊座特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた17戦目は、孔雀座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したテルミヌスにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた18戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた19戦目は、水無月特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた20戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

5歳（2009年）

1月10日、中7週で迎えた22戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた23戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた24戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシュウボンバーに1馬身3/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4月12日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下の赤穂特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

6月28日、中5週で迎えた27戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鶴ヶ城特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

12月12日、中8週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた29戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

6歳（2010年）

1月9日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた31戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の赤穂特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく最後はクレバージェフリーと並んで15着同着となった。

4月17日、連闘で迎えた32戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた33戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、エメラルドカップ（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた34戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、らくのうマザーズ特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた35戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、KJ3の九州王冠（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた36戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた37戦目は、阿蘇杵島岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた38戦目は、通潤橋スプリンター特別（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた39戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた40戦目は、サファイアカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた41戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月8日、中1週で迎えた42戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、有明海特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた43戦目は、KJ3の九州記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた44戦目は、荒尾そーにゃ速かスプリント（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。