ソルトアウェイ（1999年生、母Priceless Countess）

Salt Away

1999.03.14

ソルトアウェイ（1999年3月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のSalt Lake（当時10歳）と交配したPriceless Countessが23歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のあんず特別(一般C2 C3)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月13日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2002年）

5月26日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月3日、連闘で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、グランドパワーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月29日、中3週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

9月11日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のハマナス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2003年）

2月16日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、フリージア特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた9戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月25日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3-8（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオートブーケに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた11戦目は、野菊特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた13戦目は、ヒイラギ特別（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゼンロイヤルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2004年）

2月1日、中5週で迎えた14戦目は、寒梅特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた16戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた17戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサミットパワーに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月10日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて最後はマンボカーニバルと並んで10着同着となった。

5月16日、中4週で迎えた19戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。