エイコオレクレール（2013年生、母ホクトブルーバード）

エイコオレクレール（2013年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋閃光（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時14歳）と交配したホクトブルーバードが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤泰博。主な勝ち鞍は2016年のトレビット賞。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月21日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中4週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月24日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月11日、中8週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったリバーサイドパークにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月8日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のクインズヴィーナスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ソウマにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴッドフュージョンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、JBC川崎まであと7日賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアフターアワーズに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

12月13日、中6週で迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のトレビット賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカグラハヤテを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

4歳（2017年）

1月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

7月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のインターラブリーに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六　C3一 C3二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、抜け出したグレースブーケを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、スータに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

11月14日、中5週で迎えた20戦目は、コスモス賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、L-WING賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブルーリヴァーをハナ差振り切って6勝目を挙げた。

5歳（2018年）

1月22日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた24戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた28戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカンパニリズモを3/4馬身振り切って優勝

10月8日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた31戦目は、都電とバラの街あらかわ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月26日、中5週で迎えた33戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入った。

6歳（2019年）

1月25日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた35戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月12日、約5か月の休み明けで迎えた36戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた37戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。