マイネルシュテルン（1986年生、母キヤロンランバー）

マイネルシュテルン（1986年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテユデナム（当時16歳）と交配したキヤロンランバーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、中央平地18戦0勝2着4回、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の爽春特別(C2二)。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

9月18日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、セキテイロマンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリキサンロイヤルにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。19頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

3歳（1989年）

1月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、モガミロータリーにクビ差交わされて2着となった。

8月12日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

9月30日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、コンゴウリキに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

10月28日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

4歳（1990年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、水久保敏美騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水久保敏美騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月15日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、一般C1七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水久保敏美騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、港町特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水久保敏美騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた23戦目は、藤本美芽騎手を鞍上に迎えて、ウエルカムレデイス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた24戦目は、夕涼み特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は水久保敏美騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた25戦目は、仲秋特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水久保敏美騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C1七（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水久保敏美騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水久保敏美騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水久保敏美騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水久保敏美騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1991年）

1月8日、中0週で迎えた30戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水久保敏美騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンコースナイパーからハナ差の2着となった。

2月8日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で水久保敏美騎手（11戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で水久保敏美騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた33戦目は、爽春特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で水久保敏美騎手（13戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノイズミをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

4月16日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で水久保敏美騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。