マイネルジェイド（2010年生、母マイネディアマンテ）

マイネルジェイド（2010年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋翡翠」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時16歳）と交配したマイネディアマンテが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地33戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の迎春ステークス(1600万下)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月1日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月21日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。17頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したセクシイサウンドにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2013年）

1月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

2月23日、中5週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月12日、中4週で迎えた11戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を持続できず、6着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

7月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のマイネルゼータに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったセミニョンに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマジックポストをハナ差振り切って2勝目を収める

12月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマイネルリヒトを半馬身振り切って3勝目をマークした。

4歳（2014年）

1月13日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヴァーゲンザイルをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（4戦3勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンのメトロポリタンステークス（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（5戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

9月7日、約4か月半の休み明けで迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンの丹頂ステークス（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で松岡正海騎手（6戦3勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

10月11日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオクトーバーステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松岡正海騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で松岡正海騎手（8戦3勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた23戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオリオンステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5歳（2015年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上1600万下の早春ステークス（東京芝2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（10戦3勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（11戦3勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた27戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（12戦3勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月19日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、3歳以上1600万下のレインボーステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月12日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオクトーバーステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた31戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6歳（2016年）

8月20日、約9か月半の休み明けで迎えた32戦目は、3歳以上1600万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上1600万下のレインボーステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。