アルファトリス（2011年生、母アルファルド）

アルファトリス（2011年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より＋３回（ギリシャ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時8歳）と交配したアルファルドが11歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、地方29戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C4-7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼斉藤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2014年）

10月9日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったルナレインボーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、連闘で迎えた4戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4歳（2015年）

9月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るユキンコをハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた9戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、デレッチョ見てね特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったギャラクシーツアーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、しんじさん有難う特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5歳（2016年）

1月10日、中0週で迎えた12戦目は、小金滝特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、キャプテンユウキに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月26日、中2週で迎えた17戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、福山けいばメモリアル第1戦（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた18戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったメイショウショウキに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、きびなごの天ぷら特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビックリタイザンを豪脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

5月22日、中3週で迎えた20戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、ウマバラMC白河特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエスケイアタックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（11戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキャプテンユウキを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた26戦目は、ファーストキッス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた27戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったハオウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-9（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

11月5日、中5週で迎えた29戦目は、福山競馬記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。