ダンストンブルーム（2000年生、母ハチノマリンデイ）

ダンストンブルーム（2000年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時16歳）と交配したハチノマリンデイが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、地方22戦2勝2着4回。2003年の不来方賞(地方重賞)で3着に入った他、2003年のオパールカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2002年）

5月12日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカモトマックインから2馬身半差の2着に敗北した。

6月24日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったピュアサンヒコからクビ差の2着に甘んじた。

7月20日、中3週で迎えた3戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のビギナーズカップ（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月1日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の野菊賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた5戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターマジックに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミジョーダンから1馬身差の2着となった。

11月3日、中4週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマツリダポールに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3歳（2003年）

4月5日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のやまびこ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

6月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のミルキーウェイカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月27日、中1週で迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月16日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は村松学騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦のムーンライトカップ（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた19戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のオータムカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のハーベストカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアウィードからクビ差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。