ダイワビジョン（1990年生、母ダイワウィーン）
Daiwa Vision
1990.04.15
ダイワビジョン（1990年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルコーチ（当時8歳）と交配したダイワウィーンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方50戦15勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の一般C3。
経歴
デビュー前
秋山史郎厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1993年）
3月28日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
5月9日、中5週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
6月13日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
7月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。
9月6日、中8週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。
9月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
11月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で土谷智紀騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。
4歳（1994年）
7月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のバリウスに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
8月13日、中2週で迎えた11戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピープリンセスに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
8月21日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミエタイヨウに約12馬身の大差をつけて3勝目を手にした。
9月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバービートに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月19日、中1週で迎えた14戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゲンルビーから4馬身差の2着に敗北した。
9月23日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバービートに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
10月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゲンルビーに半馬身の差をつけて雨下の混戦を制した。
10月16日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴージャスアキードに3馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。
10月23日、連闘で迎えた18戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルドールに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
10月31日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゲノキングから1馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中8週で迎えた20戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1995年）
1月4日、連闘で迎えた21戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペランザに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
1月14日、中0週で迎えた22戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高砂哲二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングクイックに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
1月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高砂哲二騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマンダラサンに3馬身の差をつけて制した。
2月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高砂哲二騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウザイジェットに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月21日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月4日、中1週で迎えた26戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D1ホ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1ホ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロコダイルロックから7馬身差の2着となった。
9月24日、中7週で迎えた31戦目は、一般D2イ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた32戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた33戦目は、D1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のユメサクに2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす
11月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般D2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後はグッドウエルと並んで1着同着となった。
6歳（1996年）
4月16日、約4か月半の休み明けで迎えた37戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月23日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（11戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた39戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた40戦目は、荒木孝良騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月3日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月25日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月28日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた43戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月24日、中3週で迎えた44戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた45戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月14日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月16日、中8週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた47戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月22日、連闘で迎えた48戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月1日、連闘で迎えた49戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊池武騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月28日、中3週で迎えた50戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池武騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
7歳（1997年）
1月4日、連闘で迎えた51戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊池武騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホゲットローマンから2馬身半差の2着となった。
4月6日、約3か月の休み明けで迎えた52戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菊池武騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミサイルアモンに5馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
4月20日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊池武騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月28日、連闘で迎えた54戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊池武騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月4日、約3か月半の休み明けで迎えた55戦目は、一般C1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月26日、中2週で迎えた56戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（15戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた57戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月23日、中1週で迎えた58戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた59戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。