マンダラサン（1991年生、母ナムラクイーン）

マンダラサン（1991年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストームオンザルース（当時8歳）と交配したナムラクイーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方30戦18勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年のりんどう賞(C)。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

4月23日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿元嘉和騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿元嘉和騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柿元嘉和騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

9月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のグロウソロンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンゼンスミノフに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月17日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリムジンムテキに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

12月25日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーキャプテンからアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（1995年）

1月2日、連闘で迎えた19戦目は、初夢特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーローマンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のインターミリタントに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

1月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワビジョンから3馬身差の2着に敗北した。

2月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリムジンムテキから4馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワキングに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイアガラフォールに2馬身の差をつけて優勝

3月21日、中0週で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイアガラフォールに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月8日、中2週で迎えた26戦目は、菜の花特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた27戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセンシュウワカタカに2馬身の差をつけて優勝

4月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で有馬澄男騎手（13戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスナークダンディに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月30日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で有馬澄男騎手（14戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスナークダンディに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で有馬澄男騎手（15戦11勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペランザに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月15日、中9週で迎えた31戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で有馬澄男騎手（16戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペランザに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で有馬澄男騎手（17戦13勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズアポロに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月16日、中2週で迎えた33戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で有馬澄男騎手（18戦14勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペランザに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で有馬澄男騎手（19戦15勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキクゼンサバンナをクビ差制して貫禄の8連勝を決めた。

12月18日、中1週で迎えた35戦目は、寒椿特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で有馬澄男騎手（20戦16勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた36戦目は、中津大賞典（中津ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で有馬澄男騎手（21戦16勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーキットレースから半馬身差の2着となった。

1月22日、中2週で迎えた37戦目は、ウインターカップ（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で有馬澄男騎手（22戦16勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウクロシオから3馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中1週で迎えた38戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で有馬澄男騎手（23戦16勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったノムラワルツから半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた39戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/不良）に出走。鞍上は25戦連続で有馬澄男騎手（24戦16勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラワルツに半馬身の差をつけて制した。

8月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた40戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマドロスに1馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

8月16日、中1週で迎えた41戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1997年）

2月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた43戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた44戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。