ユウキビバワンダー（2013年生、母ユウキビバ）

ユウキビバワンダー（2013年5月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラメガワンダー（当時10歳）と交配したユウキビバが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日西牧場。2018年のサラ系障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入った他、2018年のサラ系障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月20日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

7月10日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

4歳（2017年）

1月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた5戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーソウルから2馬身差の2着となった。

4月16日、中2週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアディランに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた9戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウナルトに1馬身半の差をつけて制した。

10月15日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた12戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた13戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（10戦2勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2018年）

10月7日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた14戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（11戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤジタイガから5馬身差の2着となった。

11月3日、中3週で迎えた15戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（12戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた16戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2020年）

10月17日、約23か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート2500m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で佐久間寛志騎手（14戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2020年10月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。