ダンサブルミナミ（1994年生、母トチノアロー）

ダンサブルミナミ（1994年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフィニッシュライン（当時6歳）と交配したトチノアローが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本隆志。戦績は、地方26戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年のアラブ優駿。

経歴

デビュー前

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1996年）

6月29日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラッシュランドからクビ差の2着に惜敗した。

12月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチエノスキーからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトローレルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のオトコマサリに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月10日、中3週で迎えた7戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレットウフィーバーから2馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノピュアーに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウサトキに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月2日、中2週で迎えた10戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼントウザイに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼントウザイに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東真市騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東真市騎手（9戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンヨシノからクビ差の2着に惜敗した。

7月21日、中3週で迎えた14戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東真市騎手（10戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロハーネンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月17日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東真市騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボームーンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月6日、中2週で迎えた16戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で東真市騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた17戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で東真市騎手（13戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンヒリューから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で東真市騎手（14戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイクターランドをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

11月16日、中4週で迎えた19戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で東真市騎手（15戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で東真市騎手（16戦9勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1998年）

5月4日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた24戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東真市騎手（17戦9勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（18戦9勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。