ハネダライアン（1998年生、母サクセスオオザ）

ハネダライアン（1998年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したサクセスオオザが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方45戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月24日、デビュー戦は田中剛騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

4月7日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦0勝）。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

8月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。最後は勢いを失って17着に終わった。

9月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた9戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレンドリートロフィーターフ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

4歳（2002年）

3月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノーブルサンライズに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーヨドボーイに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るメリーフレンドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月23日、中0週で迎えた16戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアスカラテイオーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったナカトップキングにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた21戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉垣光章騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた25戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったインターレジェンダにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月26日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニホンピロシロッコを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（2003年）

1月19日、中2週で迎えた31戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4ホ（足利ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウキャノンをアタマ差制して3勝目を手にした。

2月8日、中2週で迎えた32戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（足利ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた34戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた35戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、中4週で迎えた36戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた37戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノテンジンから5馬身差の2着となった。

6月29日、中2週で迎えた38戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた40戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた41戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた42戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた43戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた44戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた45戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた46戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた47戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた49戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた50戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた51戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた52戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた53戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスマサンロマンに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月3日、中1週で迎えた54戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。