フレンドクィーン（2010年生、母ユキノマイオール）

フレンドクィーン（2010年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロベイリー（当時12歳）と交配したユキノマイオールが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）宇南山牧場。戦績は、地方16戦4勝2着4回。2012年の九州ジュニアチャンピオン(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浜田一夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2012年）

5月27日、デビュー戦は田中直人騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月8日、中5週で迎えた2戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオリンポスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったカシノアルテミスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月9日、中6週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったクオーレフォルテに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のシリウス特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロマンチックに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のフォーマルハウト特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエスペランサに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2013年）

4月28日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳戦の有田焼特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下貴光騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のDW2013九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山下貴光騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山下貴光騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山下貴光騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングオーディンに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で山下貴光騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のロイヤルキッスをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

9月1日、中4週で迎えた15戦目は、サファイア特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山下貴光騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセンヒメをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

9月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山下貴光騎手（14戦4勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。