シンショウフジ（1996年生、母ケイトトウショウ）

シンショウフジ（1996年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時16歳）と交配したケイトトウショウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口信正。戦績は、地方18戦2勝2着3回。1999年のしらさぎ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、瀬口信正から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1998年）

6月18日、デビュー戦は田邊陽一騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月16日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウピューマに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月19日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のおみなえし特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田邊陽一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の美駒特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田邊陽一騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1999年）

1月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田邊陽一騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモミジホープから1馬身半差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライチョウ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のラビットシンフォニに1馬身の差をつけて2勝目を収める

2月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月10日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトサノテイオーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月22日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田邊陽一騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月16日、中7週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた12戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田邊陽一騎手（9戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガジョーミラノから2馬身半差の2着となった。

9月17日、約8か月の休養明けで迎えた13戦目は、藤袴特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田邊陽一騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた14戦目は、相模湖特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田邊陽一騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の菊水特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田邊陽一騎手（12戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月15日、中7週で迎えた16戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、歳末特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳（2001年）

1月4日、中2週で迎えた17戦目は、初春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（13戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（14戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に終わった。