モミジホープ（1996年生、母ビユーテイーイブ）

モミジホープ（1996年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグレートホープ（当時10歳）と交配したビユーテイーイブが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、地方48戦4勝2着3回。1999年のユングフラウ賞(牝)に勝利した他、1999年の関東オークス(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木吉郷厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1998年）

10月19日、デビュー戦は内田秀一騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカツセンプーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のおみなえし特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田秀一騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた3戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサパースライナーから1馬身半差の2着となった。

3歳（1999年）

1月10日、中0週で迎えた4戦目は、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田秀一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のシンショウフジに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のライチョウ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田秀一騎手（3戦2勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた6戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパールーブルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月23日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノリアルから4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

9月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のかもめ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月24日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

12月22日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

2月9日、中6週で迎えた15戦目は、フェブラリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定のハンデ戦の弥生盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた17戦目は、北極星賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月28日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の春陽特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた19戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の’00ブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（12戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のサタデーナイト賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（13戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、ミルキーウェイ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るユニオンヒルを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月15日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’00トワイライトカップ（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（15戦2勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の’00クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（16戦2勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の一般A3以下（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で金子正彦騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月5日、中0週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の江ノ島特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で金子正彦騎手（18戦2勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月19日、中1週で迎えた27戦目は、秋陽特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で金子正彦騎手（19戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた28戦目は、霜月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で金子正彦騎手（20戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後はニイタカダンディと並んで3着同着となった。

12月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、牝馬限定地方重賞のファーストレディー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で金子正彦騎手（21戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5歳（2001年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた30戦目は、ハンデ戦の新春盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で金子正彦騎手（22戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた31戦目は、疾風特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で金子正彦騎手（23戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた32戦目は、如月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で金子正彦騎手（24戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた33戦目は、春山特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で金子正彦騎手（25戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月25日、中6週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で金子正彦騎手（26戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の緑陰特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で金子正彦騎手（27戦2勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた36戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ地方重賞のエメラルドカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のルビー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（28戦2勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の’01サマーナイトカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（29戦2勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ戦のベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（30戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンプリンスから3馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の赤富士特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（31戦2勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた41戦目は、葛特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（32戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた42戦目は、ハンデ戦の’01ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（33戦2勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた43戦目は、ハンデ戦の神無月特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（34戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の観音崎特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（35戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデ戦の霜月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で金子正彦騎手（36戦2勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月29日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ戦の古都特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金子正彦騎手（37戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後はレインボーリバティと並んで5着同着となった。

12月14日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデ戦のディセンバー賞（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で金子正彦騎手（38戦2勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の師走特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。