スナークブリザード（2002年生、母トライハーベスト）

スナークブリザード（2002年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時11歳）と交配したトライハーベストが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の一般C6。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月20日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月26日、中7週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 雨/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月21日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のききょう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月20日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒシバトルを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイズミノエースに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2006年）

3月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた11戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アメジストスターにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノブシタイショウを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた13戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホウライゴールドに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒノデボイスを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

10月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた15戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカホークに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、中2週で迎えた17戦目は、リンドウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモジャーニーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカホークにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミスターキセキを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。