コスモサンドリヨン（2008年生、母マイネシンデレラ）

コスモサンドリヨン（2008年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋シンデレラの原語名」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時12歳）と交配したマイネシンデレラが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方34戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2五。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

6月19日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したマルタカシクレノンを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中博康騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月3日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

12月31日、中7週で迎えた8戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3歳（2011年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の風波スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンの’11桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた13戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のチューリップ特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた16戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、泰山木特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた17戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、JAとまこまい広域メロン特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、うまレターサマー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず最後はウィルシャーと並んで9着同着となった。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月5日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、クコ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、つわぶき賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた25戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた26戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた27戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、みちゃおきいちゃおIBC賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2三（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4歳（2012年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、トシノシーロに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、連闘で迎えた30戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、シルクブリッツにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月21日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエンゼルスナイパーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月29日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホマレアローに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月27日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るキョウエイベルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた38戦目は、タミヤグランプリ全日本選手権岩手大会1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず最後はセイントビーナスと並んで7着同着となった。

8月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた41戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。