ベルデイル（2001年生、母ゴールデンベル）

ベルデイル（2001年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「島の美女（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時11歳）と交配したゴールデンベルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方36戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年の一般D5。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月4日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2004年）

6月5日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

10月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤年毅騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネトシレミグランからクビ差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般F7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアカネスカイをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

2月5日、中2週で迎えた12戦目は、畜産科特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨナンコンコルドから2馬身半差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般F5（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシークラウンに1馬身の差をつけて優勝

3月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般F4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノタンゴから2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた15戦目は、基行進級祝特別（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーロナウドに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月2日、連闘で迎えた16戦目は、一般F5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で赤岡修次騎手（8戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラックサウンドに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

4月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で赤岡修次騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラックサウンドに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、鷲尾根特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で赤岡修次騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた19戦目は、仁淀川特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で赤岡修次騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた20戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で赤岡修次騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般E7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で赤岡修次騎手（13戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したポライトワールドを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

6月19日、連闘で迎えた22戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で赤岡修次騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイケノグランプリを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、大勝利勝鬨神田特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で赤岡修次騎手（15戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた24戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で赤岡修次騎手（16戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で赤岡修次騎手（17戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイトポイントに3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

8月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で赤岡修次騎手（18戦6勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた27戦目は、みきちゃんHBD特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で赤岡修次騎手（19戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月21日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた28戦目は、一般E3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で赤岡修次騎手（20戦6勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた29戦目は、高知競馬応援特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は22戦連続で赤岡修次騎手（21戦6勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた30戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で赤岡修次騎手（22戦6勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で赤岡修次騎手（23戦6勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた32戦目は、一般D5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は25戦連続で赤岡修次騎手（24戦6勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヨナンコンコルド決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、ぶぶやん土佐征服特別（高知ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は26戦連続で赤岡修次騎手（25戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた34戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカアナパリに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月4日、連闘で迎えた35戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、高知競馬旅打ち特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（26戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた39戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた40戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた41戦目は、一般D2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（27戦6勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた42戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般D3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（28戦6勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。