グッドヴィジョン（2016年生、母アンチークショップ）
Good Vision
2016.02.14
グッドヴィジョン（2016年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「優秀な＋夢」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時11歳）と交配したアンチークショップが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は仲野牧場。2021年の2003 L-WINGオープン賞(一般C2一二)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、仲野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって626.4万円で落札された。
佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2018年）
12月2日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。
12月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。
3歳（2019年）
1月19日、中2週で迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。
4月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
5月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。
6月8日、中3週で迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。
7月28日、中6週で迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
8月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
12月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のアールウォーケンに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月25日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、サツキブライドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
4歳（2020年）
1月22日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。
4月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ダイキンボシに交わされて1馬身差の2着となった。
4月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。
6月1日、中4週で迎えた15戦目は、東京トゥインクルファンファーレ賞（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。
6月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
7月30日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。
11月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C1十一十二（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた20戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、とびだせ!未来の新星ジョッキー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
5歳（2021年）
3月10日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた22戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったオリジネイターに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
4月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（8戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。
6月7日、中2週で迎えた25戦目は、こと座特別（大井ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
6月28日、中2週で迎えた26戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。
8月19日、中6週で迎えた27戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
9月8日、中2週で迎えた28戦目は、2003 L-WINGオープン賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ハッピーパワポケに半馬身交わされて2着となった。
10月4日、中3週で迎えた29戦目は、TCK×ネットケイバコラボ開幕賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
10月31日、中3週で迎えた30戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦のうさぎ座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。
12月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、牝馬限定戦のやまねこ座特別（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
6歳（2022年）
8月18日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた33戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。
9月9日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。
10月5日、中1週で迎えた36戦目は、千代田区賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のネオアビーをアタマ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。
10月31日、中3週で迎えた37戦目は、うさぎ座特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。