アールウォーケン（2016年生、母パーフェクトブルー）

アールウォーケン（2016年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「Ｒ＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時19歳）と交配したパーフェクトブルーが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C1四五。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

1月27日、デビュー戦はO.マーフィー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したヴィクトリアポデルにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月4日、中9週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月20日、中6週で迎えた6戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた9戦目は、杉並区賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

12月4日、中2週で迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグッドヴィジョンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2020年）

5月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

6月25日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレオフレイバーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた18戦目は、夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1十三十四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したナチュラルフィーバを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、ホスピタリティ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（9戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5歳（2021年）

1月22日、中8週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた21戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（10戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（11戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグランモールをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（12戦1勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（13戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコスモコンクエストに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（14戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、船橋にんじんJAいちかわ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（15戦2勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で町田直希騎手（16戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

9月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で町田直希騎手（17戦2勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた29戦目は、マティーニ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で町田直希騎手（18戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた30戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、シャムロック賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（19戦2勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

2021年12月14日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。