ヴィクトリアポデル（2016年生、母シーアクトレス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本信行から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって626.4万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、西村憲人によって1,080万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月17日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3歳（2019年）

1月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2月23日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のアールウォーケンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

4月27日、中8週で迎えた6戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。15着に終わった。

8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

11月2日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4歳（2020年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入った。

2月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラスの合馬特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタガノカルラと並んで2着同着となった。

3月8日、中2週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 雨/不良）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい18着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの医王寺特別（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

6月20日、中8週で迎えた14戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの長万部特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

9月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg絞って迎えた16戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

5歳（2021年）

1月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい18着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた19戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月13日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月8日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林凌大騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林凌大騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

デビュー前

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

11月14日、デビュー戦は多田羅誠也騎手を鞍上に据えて、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた25戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、別府真衣騎手引退特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

12月12日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6歳（2022年）

1月18日、中2週で迎えた28戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、SOOUP優駿特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた29戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた30戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた31戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた32戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、陽炎賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず3着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた33戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた34戦目は、麗春賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。