ネオヴィーヴ（2012年生、母ネオベローナ）

ネオヴィーヴ（2012年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋バンザイ（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時19歳）と交配したネオベローナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2 23。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月25日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

3歳（2015年）

3月15日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はガス欠状態になり17着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

8月21日、中8週で迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、メイショウヒグラシに半馬身交わされて2着となった。

8月28日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

11月16日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のスリーキーノートを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、シラハギ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロックガールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャイアントレーヌに5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、真輝・奈緒美結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、モアザンワーズにクビ差交わされて2着となった。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた20戦目は、達也と美香の結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、ミスアンジーにクビ差交わされて2着となった。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、博才会御一行様来場記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた25戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5歳（2017年）

1月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた28戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

1月9日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 49（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 48（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 43（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で川島拓騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で川島拓騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月22日、連闘で迎えた40戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で川島拓騎手（12戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったオモイノママを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月29日、連闘で迎えた41戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で川島拓騎手（13戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウォーヘッドを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月6日、連闘で迎えた42戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で川島拓騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた43戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で川島拓騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。