コンバットハーバー（1997年生、母ハーバーバラード）

コンバットハーバー（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオークワース（当時12歳）と交配したハーバーバラードが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）日東ファーム。戦績は、中央平地31戦4勝2着1回、中央障害13戦0勝2着1回、地方2戦0勝。2000年の菖蒲ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日東ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、田代義弘によって703.5万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

9月12日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニシノインパラーレに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のからまつ賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2000年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のシンコウシーザーを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

3月25日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた9戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のトーヨーデヘアに3馬身半の差をつけて3勝目を収める

7月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳G1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた14戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

12月24日、中6週で迎えた15戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、カウントダウンステークス（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

4歳（2001年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた17戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月1日、中5週で迎えた19戦目は、BSN賞（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の茨城新聞杯（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の西湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

5歳（2002年）

1月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カミワザに3/4馬身交わされて2着となった。

2月3日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（7戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトーセンノースランを半馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

6月23日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、3歳以上1600万下の安芸ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた27戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の安達太良ステークス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の新潟日報賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

12月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた30戦目は、3歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

6歳（2003年）

2月9日、中8週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた31戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から30kg絞って迎えた32戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた33戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

6月7日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、4歳以上1600万下の麦秋ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

7月27日、中2週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカラフルワールドから2馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中4週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7歳（2004年）

1月31日、約3か月半の休み明けで迎えた40戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で三浦堅治騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた42戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三浦堅治騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた43戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三浦堅治騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

12月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた44戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で三浦堅治騎手（10戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8歳（2005年）

1月22日、中4週で迎えた45戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で三浦堅治騎手（11戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた46戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で三浦堅治騎手（12戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。