マリカナ（2008年生、母テンエイハトリコ）

マリカナ（2008年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ミニカトレヤの品種より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時13歳）と交配したテンエイハトリコが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は福島県、生産者は農事組合法人天栄牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C4-2。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

5月15日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

8月20日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

10月30日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

4歳（2012年）

5月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天与のガッツで諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた6戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、宏市さん誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったメンブランツァに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部大地騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で服部大地騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミラクルフルーツに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で服部大地騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のザッツザウインドに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4三（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で服部大地騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で服部大地騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイングヴェイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

10月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で服部大地騎手（12戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンフォンテンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3六（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で服部大地騎手（13戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月13日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3九（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で服部大地騎手（14戦3勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた19戦目は、祝1歳越後青空くん誕生記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で服部大地騎手（15戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で服部大地騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3九（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で服部大地騎手（17戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた22戦目は、3階食堂冬場外営業します杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で服部大地騎手（18戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5歳（2013年）

3月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた23戦目は、津幡町椿展特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で服部大地騎手（19戦3勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1三（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で服部大地騎手（20戦3勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で服部大地騎手（21戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で服部大地騎手（22戦3勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた27戦目は、春季例大祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で服部大地騎手（23戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた28戦目は、千里浜ちびっこ駅伝特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は25戦連続で服部大地騎手（24戦3勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で服部大地騎手（25戦3勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた30戦目は、成長しすぎ石黒源太2歳記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で服部大地騎手（26戦3勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は服部大地騎手（27戦3勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（28戦3勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（29戦3勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた35戦目は、福浦祭特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（30戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた36戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、安宅まつり特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた37戦目は、MBJS石川特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（31戦3勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（32戦3勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

11月26日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（33戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

12月10日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた40戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（34戦3勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた41戦目は、瀬波かまくらまつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（35戦3勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

6歳（2014年）

3月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた42戦目は、一般B2-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（36戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。