イチエイクイン（1992年生、母ソロナメージ）
Ichiei Queen
1992.05.01
イチエイクイン（1992年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時12歳）と交配したソロナメージが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は姥谷 一治。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、中央障害6戦2勝、地方39戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の障害4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
飯島二郎厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（1994年）
8月23日、デビュー戦は佐藤喜良騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月17日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウハッピーから1馬身差の2着となった。
11月17日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
12月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
3歳（1995年）
2月3日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤喜良騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤喜良騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤喜良騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤喜良騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月8日、中3週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月12日、中4週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月22日、中0週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプレジャーライフに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
7月4日、中1週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の織り姫特別 2組（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のサルビア特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のひまわり特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリアサウンドから5馬身差の2着となった。
9月13日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の芙蓉特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のプレイザナインティをクビ差制して2勝目を掴み取った。
10月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、はやぶさ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバキートから3馬身差の2着となった。
10月27日、中2週で迎えた20戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月16日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月14日、中3週で迎えた22戦目は、トルコ石特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノブルボンをアタマ差制して3勝目を手に入れた。
12月30日、中1週で迎えた23戦目は、雪嶺特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（14戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（1996年）
1月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3二（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノエンデバーから1馬身差の2着となった。
2月12日、中2週で迎えた25戦目は、麗春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた26戦目は、浅春特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（17戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマーチングバンドをクビ差制して4勝目を掴み取った。
3月15日、中2週で迎えた27戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で的場文男騎手（18戦4勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月24日、中5週で迎えた28戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、晴嵐特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月4日、中0週で迎えた29戦目は、新緑特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（19戦4勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月21日、中1週で迎えた30戦目は、緑蔭特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（20戦4勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロマンスゴッテスから1馬身差の2着となった。
6月23日、中4週で迎えた31戦目は、ムーンストーン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（21戦4勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月30日、中4週で迎えた32戦目は、TVK盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（22戦4勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた33戦目は、雲海特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（23戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月6日、中2週で迎えた34戦目は、瑞星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（24戦4勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月6日、中3週で迎えた35戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（25戦4勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月28日、中2週で迎えた36戦目は、コメット賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は山野勝也騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた37戦目は、天狼特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（26戦4勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた38戦目は、ノベンバー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（27戦4勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた39戦目は、風花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（28戦4勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（1997年）
3月23日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた41戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた42戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
5月4日、連闘で迎えた43戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた44戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた45戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたパシャシー決め手に屈してクビ差の2着となった。
6月8日、連闘で迎えた46戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。
6月22日、中1週で迎えた47戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた48戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。
7月26日、中2週で迎えた49戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 雨/良）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月16日、中2週で迎えた50戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた51戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた52戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた53戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は林満明騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートバミューダに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
10月25日、中2週で迎えた54戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヤマリジェントに6馬身の差をつけて勝利をモノにする